いろいろな藤浩志略歴・経歴・紹介文など
必要に応じてコピーして、書き換えたりしてお使いください。
□ 藤浩志・紹介文(50文字程度)
藤 浩志(ふじひろし) 美術家
対話と地域実験という手法を用い、地域に創造的な活動を作り出す。 https://geco.jp
□ 藤浩志・紹介文(100文字程度)
藤 浩志(ふじひろし)美術家 十和田市現代美術館館長 秋田公立美術大学教授
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経て藤浩志企画制作室を設立。美術空間を作るデモンストレーションを実践。 https://geco.jp
□藤浩志・紹介文(170文字程度)
藤 浩志(Fuji, Hiroshi) 美術家 十和田市現代美術館館長 秋田公立美術大学教授
京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経て藤浩志企画制作室を設立。「ヤセ犬の散歩」「お米のカエル物語」「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「藤島八十郎をつくる」等、各地で美術空間を作るデモンストレーションを実践。 https://geco.jp
□藤浩志経歴・紹介文(300文字程度)
藤 浩志(Fuji, Hiroshi/ふじひろし) 美術家
1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇活動に没頭した後、地域社会を舞台とした表現活動を志向し京都情報社を設立。京都市内中心市街地や鴨川などを使った「アートネットワーク’83」の企画以来全国のアートプロジェクトの現場で「対話と地域実験」を重ねる。同大学院修了後青年海外協力隊員としてパプアニューギニア国立芸術学校勤務。都市計画事務所勤務を経て92年、藤浩志企画制作室を設立。各地で地域資源・適正技術・協力関係を活かしたデモンストレーションを実践。福岡県糸島市在住。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長。秋田公立美術大学教授 https://geco.jp
□藤浩志経歴・紹介文(450文字程度)
1960年 鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇活動に没頭した後、地域社会を舞台とした表現活動を志向し、京都情報社を設立。京都市内中心市街地や鴨川などを使った「アートネットワーク’83」の企画以来、全国各地のアートプロジェクトの現場で「対話と地域実験」を重ねる。同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校勤務。土地再開発業者・都市計画事務所勤務を経て92年藤浩志企画制作室を設立。地域資源・適正技術・協力関係を活かした活動の連鎖を促すシステム型の美術表現を志向し、美術類のデモンストレーションを実践する。主な作品として、取り壊された家の柱からつくられた「101匹のヤセ犬の散歩」。一ヶ月分の給料からはじまった「お米のカエル物語」。家庭廃材を利用した地域活動「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「Kaeru System」。架空のキーパーソンをつくる「藤島八十郎をつくる」等。現在福岡県糸島市在住。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻教授。 https://geco.jp
□どちらかというと美術系の略歴・紹介文 (500文字程度)
藤 浩志(Fuji, Hiroshi/ふじひろし) 美術家 十和田市現代美術館館長。秋田公立美術大学教授
1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術大学講師、都市計画コンサルタント勤務を経て1992年藤浩志企画制作室を設立。バングラデッシュビエンナーレ(グランプリ受賞)、サイトサンタフェビエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭等の国際展の出品をはじめとしてインド、パキスタン、タイ、中国、韓国、台湾などアジア各地でのプロジェクトや国内の地域アートプロジェクトへの参加多数。主な作品:「鴨川泳いだこいのぼり」(1983)、「ゴジラとハニワの結婚離婚問題」(1984-85)、「ヤセ犬の散歩」(1988-96)、「media garden Eスペイス」(1989-)、「お米の砂漠、犬のおしっこ」(1991)、「お米のカエル物語」(1992-95)、「Vinyl Plastics Connection」(1999-2003)、「Kaekko」(2000-)。 近年の活動としては、「Useless Selection」「夢の鳥」「Happy Forest」「Toys Saurus」「Kaeru System」「藤島八十郎をつくる」等がある。 https://geco.jp
□地域活動系の経歴・紹介文(750文字程度)
藤浩志|Hiroshi Fuji/藤浩志企画制作室代表、美術家
1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇活動に没頭した後、地域社会を舞台とした表現活動を志向し京都情報社設立。京都市内中心市街地や鴨川等を使ったアートプロジェクト「京都アートネットワーク‘83」の企画以来全国各地のアートプロジェクトの現場で「対話と地域実験」を重ねる。同大学院修了後青年海外協力隊員としてパプアニューギニア国立芸術学校勤務。『野豚を追うヤセ犬』との出会いから独自の美に対する考え方を確信し88年帰国。土地再開発業者・都市計画事務所勤務を経て地域社会の構造を学習した後92年藤浩志企画制作室を設立。国内の河川や海岸周辺の低湿地帯あるいはアジア各地の地域を巡り、ヤセ犬と街を巡る『ヤセ犬の散歩』(88-96)、一ヶ月分の給料からはじまった『お米のカエル物語』(92-95)等、[地域・協力・適正技術]から発生する表現活動を志向する。89年に鹿児島に制作したMedia Garden『e-space』を拠点とした市民活動の挫折がきっかけとなり絵本「たけのはし」(1996)、複合ビル「e-terrace」(1998)を制作。97年に福岡に拠点を移した後、日本固有の地域活動とリンクしたシステム型の表現を試行錯誤しはじめる。紙袋の灯明をツールとした『博多灯明』(98~)、家庭廃材を利用した地域活動『Vinyl Plastics Connection』(99~03)、いらなくなったおもちゃを利用して子どもとの活動をつくる『kaekko』(00~)、地域活動に重要な架空のキーパーソンをつくりだす『藤島八十郎をつくる』(10~)等、ズレながらも活動の連鎖を促すシステム型表現の試行錯誤を行う。福岡県糸島市在住。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長。十和田奥入瀬芸術祭アーティスティックディレクター。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻教授 https://geco.jp
□藤浩志経歴(散歩系・ツアー系の紹介文 570文字程度)
藤浩志(ふじ ひろし) 1960年鹿児島生まれ、1985年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了、パプアニューギニア国立芸術学校講師(青年海外協力隊)、建築企画・都市計画コンサルタント勤務を経て藤浩志企画制作室設立。1997年より糸島市二丈深江在住。 1983年頃より演劇活動の延長にある地域社会を舞台とした新しいイメージの創作に興味を持ち、全国各地のアートプロジェクトの現場で「対話と地域実験」を重ねる。ゴジラと街を歩く『ゴジラ君の散歩』(京都・東京1984)、自宅を開放して行う展覧会『上桂1-115』(京都1985)、多数のヤセ犬が街を巡る『ヤセ犬の散歩』(全国1988-96)、『ごみとネズミと未来予想』でのスタジオツアー(福岡1997)、『TAP(取手アートプロジェクト)トラベル』シークレットツアー(茨木2005)等、ツアーを手法とした表現の実践も多数。 紙袋を利用した灯明で地域に巨大なイメージを描く「博多灯明」(福岡1998~)やいらなくなったおもちゃを利用して子どもとの活動をつくる『kaekko』(全国2000~)、地域活動に重要な架空のキーパーソンをつくりだす『藤島八十郎をつくる』(香川2010)等の提案者でもあり、活動の連鎖を促すシステム型作品にも興味を注いでいる。現在福岡県糸島市在住。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長。十和田奥入瀬芸術祭アーティスティックディレクター 秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻教授 https://geco.jp
□藤浩志経歴・紹介文(1100文字程度)
藤 浩志(Fuji, Hiroshi/ふじひろし) 藤浩志企画制作室代表、美術作家、
1960年鹿児島生まれ。大島紬、江戸小紋、日本画、仏像、寺院建築への興味から京都市立芸術大学染織科に入学。在学中に演劇を始め空間をつくることに興味を持つ。劇団引退後京都情報社を設立し「鴨川泳ぐこいのぼり」「ゴジラ君の散歩」「ゴジラとハニワの結婚離婚問題」「カメハニワの棲む島」「松ノ木の憂鬱」等の表現活動を通して美術と社会の関係を探り始める。同大学院修了後1986年青年海外協力隊員としてパプアニューギニア国立芸術学校に赴任。原生林で「野豚を追うヤセ犬」と出会い、「社会的に価値を認められていない存在にエネルギーを注ぎ、圧倒的に感動的な状態に変化させる技術としての芸術」を確信。1988年帰国後、地域と社会システムを学習するために東京の土地再開発業者・都市計画事務所に勤務。1992年藤浩志企画制作室を設立し「地域」に「協力関係・適正技術」を利用した手法でイメージを導き出す表現の探求をはじめる。給料一か月分のお米を利用した「お米のカエル物語」、取り壊しになる家の柱から制作される「101匹のヤセ犬」などがきっかけとなり、全国各地・アジア各地でのアートプロジェクトの現場を巡る。1997年に福岡に拠点を移し養鶏場跡地を改装しStudio Farm設立。その頃から[対話]と[地域実験]を重ねることでイメージを探る手法に興味を持つ。オープンミーティングテーブル「plants!」、灯明を利用した「博多灯明」、日常の廃棄物を利用した「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」防災教育プログラム「イザ!かえるキャラバン!」等、全国各地でワークショップとデモンストレーションを重ね、地域に活動の発生を促す[OS的表現]を模索。 一方でプロジェクトによって集まってしまう大量の廃棄物素材やおもちゃ破片類の素材を利用し、「Happy Ring」「Dreaming Birds」「Toys Saurus」「Happy Forest」「Toys Paradise」「飛龍」などの表現空間とツールの制作に興味を持つ。また活動が発生する場とその仕組みづくりの摸索として大阪此花区での「此花メヂア」「此花アーツファーム」埼玉県北本市での「北本タワー」「北本ビタミン」、架空のキーパーソンを作り出す瀬戸内海の豊島での「藤島八十郎をつくる」、地域に部室を作り出す「部室ビルダーかえるぐみ」「超訳びじゅつの学校」などを試みる。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻教授。十和田奥入瀬芸術祭アーティスティックディレクター https://geco.jp
□ いわゆる経歴
1960年 鹿児島県生まれ
1983年 京都市立芸術大学美術学部工芸科染織専攻卒業
1984-86 京都情報社設立(パフォーマンス・イベント・空間ディスプレイ企画制作業務、京都市)
1985年 京都市立芸術大学大学院美術研究科卒業
1986-88 パプアニューギニア国立芸術学校講師(青年海外協力隊員としてJICAより派遣)
1988-92 株式会社社会開発センター勤務(都市計画・建築企画コンサルタント、東京都文京区)
1992年- 藤浩志企画制作室設立(美術表現・地域計画の企画制作)
1997年- Studio Farm設立(美術制作スタジオ、福岡県糸島市)
2006年- NPO法人プラスアーツ副理事長
2012年- 十和田市現代美術館副館長
2013年- 十和田奥入瀬芸術祭アーティスティックディレクター
2014年- 十和田市現代美術館館長
2014年- 秋田公立美術大学教授
□ いわゆる履歴書
1960年 9月19日鹿児島生まれ A型 おとめ座
1979年3月 鹿児島県立甲南高等学校卒業
1983年3月 京都市立芸術大学美術学部工芸コース染織専攻卒業
1983年5月 京都情報社設立(イベント・空間ディスプレイ企画制作業務、京都市)
1985年3月 京都市立芸術大学大学院美術研究科卒業
1986年4月 パプアニューギニア国立芸術大学講師着任(青年海外協力隊員としてJICAより派遣)
1988年6月 株式会社エス・ディー・シー企画部入社(土地開発業者、東京都文京区)
1989年1月 株式会社社会開発センター入社(都市計画・建築企画コンサルタント、東京都文京区)
1989年3月 有限会社ファクトリエ設立(商品企画・東京都文京区)
1989年6月 有限会社フュージー設立(Media Garden「e-space」の企画・制作・運営、鹿児島)
1992年6月 藤浩志企画制作室設立(美術表現・地域活動・空間制作に関する企画制作)
1997年9月 Studio Farm設立(美術制作スタジオ、福岡県前原市)
1998年より 神戸大学発達科学部非常勤講師(空間構成II 2001年まで)
1998年9月 Plant Demonstration設立(空間表現に関する研究機構、福岡市)
1999年4月 Studio Farm設立(空間表現の企画制作ユニット、福岡県糸島市)
2000年9月 Vinyl Plastics Connection 事務局設立(廃棄物を利用した活動運営、福岡市)
2005年より 九州産業大学芸術学部非常勤講師(現代美術論 2008年まで)
2006年より 九州大学工学部建築学科非常勤講師(設計演習 2009年まで)
2007年より 神戸大学発達科学部非常勤講師(表現ワークショップ論)
2006年より NPO法人プラスアーツ副理事長
2012年より 十和田市現代美術館副館長
2013年より 十和田奥入瀬芸術祭アーティスティックディレクター
2014年より 十和田市現代美術館館長
2014年より 秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻教授
資格、免許等: 教職員免許(美術、工芸)、博物館学芸員資格、自動車運転免許(普通、中型2輪)
趣味、特技: 飲酒、うたをうたう、キャンプ
□個展歴
2014 「トイザウルスの秘境」(ハラ・ミュージアム・アーク/群馬)
2012 「Central Kaeru Station」(Arts Chiyoda 3331、東京)
2009 「Toys Saurus」(MoriYu GalleryKyoto/京都)
2008 「Happy Forest」(MoriYu Gallery Tokyo/東京)
2008 「藤浩志と楠丈」(モマコンテンポラリー、福岡)
2007 「藤浩志作品展 楽園の鳥?」(御殿山美術センター、大阪)
2006 「藤浩志の素描・水彩展」(福岡市美術館、福岡)
2005 「違和感を飛び超える術」(福岡市美術館)
2004 「ヌイグルミシアター」(フェスティバルゲート、大阪)
2004 ファッションショー「Pla. Pra. Mode」(ランプーン、タイ)
2004 「Pla. Pra. Mode」記録展(日本文化センター、タイ、バンコク)
2003 「PNG」(モマコンテンポラリー、福岡)
2003 「cross?」開催(Space Kobo &Tomo、東京)
2002 「2000~2002 おもちゃの旅の記録 玩具交換商店」(モマコンテンポラリー、福岡)
2001 「ヤセ犬の足跡」(モマコンテンポラリー、福岡)
2000 「Viny-pla info Cafe」(モマコンテンポラリー、福岡)
1999 「fuji, hiroshi Research Workshop バクの夢ーおいしい夢はどこにあるの?」(水戸芸術館、茨城)
1999 「藤浩志Vinyl Plastics Collection」(箱根・彫刻の森美術館、神奈川)
1998 「節操のない素描展」(モマコンテンポラリー、福岡)
1998 「やせ犬専門店 open」(アートスペース虹、京都)
1998 楠丈個展「Fish Board Shop」(CommandN、東京)
1997 「Happy Birthday-やせ犬誕生10年の記録-」(ギャラリーSOAP、福岡県北九州市)
1997 「ゴミとネズミと未来予想-2004年の藤浩志の活動を予想するゲーム-」(モマコンテンポラリー、福岡)
1996 「カエルshop open」(ギャラリーなつか、東京)
1995 「素描展-カラスの鳴き声-」(佐野画廊、香川)
1994 「蛙達のレクイエム」(エスパス21、愛媛)
1994 「カエルのキャンペーン-93年8月鹿児島の出来事」(倉敷市立美術館、ふくやま美術館、高松市美術館)
1993 「さよなら蛙達」(芦屋市立美術博物館、兵庫)
1993 「ふりカエルBAR」((ギャラリーなつか、東京)
1992 「2025蛙の池シンポジウム-人口増加のリサーチプレゼンテーション-」(青山スパイラルガーデン、東京)
1991 「犬のおしっこ、お米の砂漠」(ギャラリーなつか、東京)
1988 「報告展-パプアニューギニアでの活動の記録-」(ルナミ画廊、東京)
1988 PNG na Siapan bung long Kalsa(パプアニューギニア国立博物館、ポートモレスビー)
1986 「不自由な僕-青年海外協力隊訓練所での記録-」(ギャラリー白、大阪)
1985 「子供達の成長を考えようか」(ギャラリーCASA、京都)
1985 「素敵な畑 働く僕 退屈な芋 飽きたけど そこでガンバレ 雨蛙」(GARDEN、京都)
1984 「無口なカメよ!」(ギャラリー白、大阪)
□ パーマネントコレクションらしきもの
2007- 「灰塚自然観察図鑑」灰塚大橋
2006- 「戦闘機を牽くヤセ犬」福岡市美術館
2004- 「ヤセ犬の散歩道」都城市
2000- 「犬と散歩」鹿児島県霧島アートの森
1997- 「野犬、鯱、亀」東京湾横断道路海ほたる
1997- 「ラニータからのおたよりを待つサポ氏」チャパス州立大学(メキシコ)
1997- 「ヤセ犬とヤセ犬絵画」都城市立美術館(宮崎)
1996- 「ヤセ犬」広島県総領町役場、岐阜県上石津町日本昭和音楽村、北九州市美術館ほか
1994- 「お米のカエル墓石」福岡市美術館
1985- 「ハニワ」京都市立芸術大学
□ 企画編集した記録集、出版物など
2012 「藤浩志のかえるワークショップ いまをかえる、美術の教科書」(3331 ARTS CYD)
2012 「地域を変えるソフトパワー」アートプロジェクトがつなぐ人の知恵、まちの経験(青幻舎)
2008 「かえっこについてかたる かえっこフォーラム2008記録集」(水戸芸術館)
2007 こどものためのワークショップ その知財はだれのもの? ワークショップ研究会編
1994 伝統工芸大島紬記録集「都喜工門」の企画、編集
1996 絵本「たけのはし」企画、編集(南方新社)
1995 「お米のカエル物語」企画、編集(アートダイジェスト社)
1984 「現代漫画芸術」の企画、編集
□ 受賞歴
2007年 環境省循環型社会功労者表彰(かえっこをはじめとする廃棄物を利用した活動に対して)
2006年 バングラデシュビエンナーレ グランプリ受賞(空間の作品に対して)
2000年 鹿児島市建築文化賞(建築物「e-terrace」に対して/建築企画:藤浩志)
1997年 地方出版文化功労賞 次席(地域の歴史的遺産を題材にした絵本「たけのはし」に対して)
1994年 鹿児島市新人賞(鹿児島市における文化芸術活動に対して)
1992年 ジャパン・アート・スカラシップグランプリ受賞(人口増加の問題をテーマとした空間表現作品に対して)
1982年 小合友之助賞受賞(京都市立芸術大学作品展染織作品に対して)
□ 子ども向けコメント
こんにちは。 僕はいろいろな人たちといっしょに、「あぁぁぁぁぁー!」とこころがふるえるような、面白く、大切なことをつくる仕事をしています。
みなさんと面白いことを話し、すごいことができて、こころが「グッ!」とくればいいですね。
□ 主な作品
2011- 「飛龍」(彫刻 インスタレーション作品) 博多駅、大阪中之島公園他
2010- 「Toy Saurus」(彫刻作品)アーツ千代田3331、六本木アートナイト、他
2010- 「藤島八十郎をつくる」(デモンストレーション作品)瀬戸内国際芸術祭出品・豊島(香川)
2008- 「Kaeru System」(デモンストレーション作品)サイトサンタフェ(アメリカ)、水都大阪中之島公園
2008- 「Happy Forest」(インスタレーション・素描作品)水戸芸術館・他
2007- 「Happy Ring」「Dreaming Birds」(彫刻作品) 広東市美術館(中国)、御殿山現代美術センター(大阪)・他
2005- 「イザ! カエルキャラバン」 (デモンストレーション作品) 兵庫、新潟、宮崎、東京、インドネシア・他各所
2000- 「Kaekko」 山梨県立美術館(山梨)、金沢21世紀美術館他全国3000箇所以上
2000- 「Vinyl Plastics Connection」サンディエゴ美術館(アメリカ)、釜山市立美術館(韓国)、台北當代藝術館(台湾)、水戸芸術館(茨城)・他
1999 「バクの夢」(ワークショップ作品)水戸芸術館現代美術センター(茨城)
1999 「うたをうたう」(パフォーマンス・映像作品)秋葉原電気街(東京)・他
1999 「Vinyl Plastics Collection」(デモンストレーション作品) 箱根・彫刻の森美術館(神奈川)
1998 「公庭は素晴らしい」(デモンストレーション作品)旧御供所小学校(福岡市)
1998 「サイクルリキシャ」(デモンストレーション作品)モディナガル市街(インド)
1996 「空を覆うカイト」(ワークショップ・デモンストレーション作品)広島県灰塚地区、ラホール国立芸術大学(パキスタン)・他
1994-95 「カエルのキャンペーン」(デモンストレーション作品) 高松市美術館、倉敷市立美術館、福岡市美術館、世田谷美術館・他
1992 「2025カエルの池シンポジウム」(インスタレーション・デモンストレーション作品)青山スパイラルガーデン(東京)
1991 「お米の砂漠、犬のおしっこ」(インスタレーション作品) 水戸芸術館現代美術センター(茨城)・他
1989-96 「Media Garden Eスペイス」(デモンストレーション・都市施設型作品) Eスペイス(鹿児島)、都城市立美術館(宮崎)
1988-98 「ヤセ犬の散歩」(パフォーマンス作品)パプアニューギニア国立博物館、東京ビッグサイト、福岡天神地区・他
1985-86 「ゴジラとハニワの結婚離婚問題」(パフォーマンス・インスタレーション作品)京都市美術館・東京藝術大学・京都市立芸術大学・他
1983 「鴨川泳いだ鯉のぼり」(インスタレーション・デモンストレーション作品)京都三条鴨川・他
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□ 主な展覧会出品歴と個展歴
2014
□個展「トイザウルスの秘境」(ハラ・ミュージアム・アーク/群馬)
□糸島国際芸術祭(福岡県糸島市)
□北秋田芸術祭(秋田県大館市)
□「ネオ・クラシック・カクノダテ」(秋田県角館)
□大分トイレンナーレ(大分市)
2013
□ゼロダテ(秋田県大館市)
□「flowers」(藤森八十郎として出品参加 十和田市現代美術館、十和田市内各所 青森県)
2012
□個展「Central Kaeru Station」(Arts Chiyoda 3331、東京)
□「kaeru party」(the arts center、オーストラリア メルボルン)
□新潟の水と土の芸術祭(新潟市)
2011-
□個展「Toys Paradise」Mori-yu GalleryTokyo、東京
2010
□プレオープニング展(アーツ千代田3331、東京)
□六本木アートナイト(六本木龍土町、東京)
□瀬戸内国際芸術祭(豊島唐櫃地区、香川)
□国際芸術センター青森レジデンスプログラム参加(国際芸術センター青森)
2009
□個展「Toys Saurus」(MoriYu GalleryKyoto、京都)
□水都大阪2009(中之島公園、大阪)
2008
□ サイト・サンタフェ・ビエンナーレ(サイトサンタフェ、アメリカ)
□「日常のよろこび」(水戸芸術館、茨城)
□個展「Happy Forest」(MoriYu Gallery東京、東京)
□個展「藤浩志と楠丈」(モマコンテンポラリー、福岡)
2007
□ 美麗新世界:当代日本視覚文化出品(Inter Arts Center・北京、広東美術館・広州、中国)
□個展「藤浩志作品展 楽園の鳥?」(御殿山美術センター、大阪)
2006
□第12回バングラデッシュビエンナーレ(オスマニメモリアルホール、ダッカ、バングラデッシュ)
□「芸術遊戯」展(何香凝美術館、中国シンセン)
□個展「藤浩志の素描・水彩展」(福岡市美術館、福岡)
2005
□「ザ・ソーシャル・コレクター」ACCギャラリー、ワイマール、ドイツ
□「パスト・イン・リバース:東アジア現代美術」サンディエゴ美術館、サンディエゴ他、アメリカ内巡回)
□個展「違和感を飛び超える術」(福岡市美術館)
2004
□「ヌイグルミシアター」(フェスティバルゲート、大阪)
□ ファッションショー「Pla. Pra. Mode」(ランプーン)・記録展(日本文化センター、タイ、バンコク)
□ 新開地アートストリートにて新開地「楽座」にて企画、制作、監修(神戸アートビレッジセンター、兵庫)
2003
□「越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟県十日町市)
□「九州力」(熊本市立現代美術館熊本)
□個展「PNG」(モマコンテンポラリー、福岡)
□個展「cross?」開催(Space Kobo &Tomo、東京)
2002
□「Real Interface」(Space imA、韓国、ソウル)
□「戦後のおもちゃと遊び」(山梨県立美術館)
□「日常茶飯美―Beautiful Life?」(水戸芸術館)
□個展「2000~2002 おもちゃの旅の記録 玩具交換商店」(モマコンテンポラリー、福岡)
2001
□「歓楽迷宮」(台北當代藝術館/高雄市立美術館、台湾)
□「アート一日小学校」(ワタリウム美術館、東京)
□「アート!新スタイル」(鹿児島市立美術館)
□個展「ヤセ犬の足跡」(モマコンテンポラリー、福岡)
2000
□PICAF2000(プサンビエンナーレ2000)(韓国、プサン)
□「山と田畑と散歩と美術」(霧島アートの森、鹿児島)
□個展 「Viny-pla info Cafe」(モマコンテンポラリー、福岡)
1999
□ミュージアム・シティ・プロジェクトに「ヴォッヘンクラウズール」にメンバーとして参加(福岡)
□「fuji, hiroshi Research Workshop バクの夢ーおいしい夢はどこにあるの?」(水戸芸術館、茨城)
□「リングとステージ、そしてドライブ」(福岡県立美術館、福岡)
□個展「藤浩志Vinyl Plastics Collection」(箱根・彫刻の森美術館、神奈川)
1998
□「Khojインターナショナルアーティストワークショップ」(インド、モディナガル)
□ミュージアム・シティ・福岡に「Plant Demonstrationとして出品(福岡市博多部御供所小学校、福岡)
□個展「節操のない素描展」(モマコンテンポラリー、福岡)
□個展「やせ犬専門店 open」(アートスペース虹、京都)
□楠丈個展「Fish Board Shop」(CommandN、東京)
1997
□「チャパス国際彫刻シンポジウム」(チャパス州立大学、メキシコ)
□「アートシーン90-96」(水戸芸術館)
□「MESSAGE’97」(都城市立美術館、宮崎)
□個展「Happy Birthday-やせ犬誕生10年の記録-」(ギャラリーSOAP、福岡県北九州市)
□個展「ゴミとネズミと未来予想-2004年の藤浩志の活動を予想するゲーム-」(モマコンテンポラリー、福岡)
1996
□「ラホールインターナショナルワークショップ」(ラホール国立美術大学、パキスタン)
□「ミュージアム・シティ・プロジェクト」(天神地区、福岡)
□「灰塚アースワークプロジェクト」(灰塚ダム周辺、広島県)
□「A Topic Site」(東京都国際展示場ビッグサイト)
□個展「カエルshop open」(ギャラリーなつか、東京)
1995
□「チェンマイソーシャルインスタレーション」(タイ、チェンマイ)
□「芸術祭典・京」(京都市旧明倫小学校/旧龍池小学校、京都)
□個展「素描展-カラスの鳴き声-」(佐野画廊、香川)
□「アジア美術展」(世田谷美術館)
1994
□「アジア美術展」(箱根・彫刻の森美術館、神奈川)
□個展「蛙達のレクイエム」(エスパス21、愛媛)
□「第4回アジア美術展」(福岡市立美術館)
□個展「カエルのキャンペーン-93年8月鹿児島の出来事」(倉敷市立美術館、ふくやま美術館、高松市美術館)
1993
□個展「さよなら蛙達」(芦屋市立美術博物館、兵庫)
□個展「ふりカエルBAR」((ギャラリーなつか、東京)
1992
□個展 「2025蛙の池シンポジウム-人口増加のリサーチプレゼンテーション-」(青山スパイラルガーデン、東京)
1991
□個展「犬のおしっこ、お米の砂漠」(ギャラリーなつか、東京)
□「箱の世界」(水戸芸術館)
1988
□個展「報告展-パプアニューギニアでの活動の記録-」(ルナミ画廊、東京)
□PNG na Siapan bung long Kalsa(パプアニューギニア国立博物館、ポートモレスビー)
1987
□「アートドキュメント87」(栃木県立美術館)
1986
□「ハラアニュアルIV」(原美術館、東京)
□個展「不自由な僕-青年海外協力隊訓練所での記録-」(ギャラリー白、大阪)
1985
□個展「子供達の成長を考えようか」(ギャラリーCASA、京都)
□「今日の作家展―インスタレーションとは何か」(横浜市民ギャラリー、神奈川)
□「TAMAVIVANT」(多摩美術大学ギャラリー、東京)
□個展「素敵な畑 働く僕 退屈な芋 飽きたけど そこでガンバレ 雨蛙」(GARDEN、京都)
1984
□個展「無口なカメよ!」(ギャラリー白、大阪)
□「牛窓国際美術展」(岡山県牛窓町オリーブ園)
1983
□「Art Net Work’83」(三条鴨川付近/河原町周辺、京都)
□ 一般向けの自己紹介文
藤 浩志(ふじひろし)藤浩志企画制作室代表。子どもの頃は歌と日本舞踊とお絵かきが得意。高校時代、数学と物理の難問に喜びを感じていたが、仏像とお寺に感動してしまい、京都の美術大学に入学してしまう。大学で工芸家の道を目指すかと思いきや、バレーボールと演劇とパフォーマンスに明け暮れる。大学院修了後、青年海外協力隊員としてパプアニューギニア国立芸術学校講師を務めながら、文化人類学者に出会い原始的社会の中で価値観を崩され、地域づくりのシステムに興味を持つ。帰国後、東京で建築企画、都市計画事務所に勤務しながら膨大な不満を蓄積する。1993年より九州に拠点を移し藤浩志企画制作室を設立直後、鹿児島で水害に遭遇!カフェ経営、合唱団活動、大島紬のリサーチを行いつつ、石橋保存の市民活動と表現活動の間で悩む。1997年以降福岡の田舎を拠点として家族まみれ、ゴミまみれになりながら、数百種類の廃棄物の収集と分別を繰り返し、対話と地域実験によってイメージを作る手法で深くて面白い活動を作り出そうと全国各地を巡る。近年は表現活動によって蓄積されるイメージを再編集して作品制作を行い、美術作家としてのデビューを目指す。
□ 藤 浩志の代表的な表現活動
1960年 鹿児島県生まれ。高校で日本画を描き始める。でも本当は歌を歌うのが得意だった。土門拳の古寺巡礼の写真展に心奪われ、土門拳のサイン会でサインを入手。京都・奈良の仏像とお寺に関心を抱き、京都の大学を目指す。
1979年 京都市立芸術大学工芸科入学染織専攻 江戸小紋と仏像、寺院等に興味を持つが、演劇活動にはまる。
1983年 同大学大学院入学 京都三条鴨川に鯉のぼり作品を展示し京都府土木局に怒られる。パフォーマンスユニット「京都情報社」設立 関西の街角を中心にパフォーマンス活動。表現活動としてのお茶会「軽茶倶楽部」を主宰。様々な空間でお茶を点てる。
1985年 等身大のハニワを京都市立芸術大学の池にラブソングを歌いながら沈めて大学院修了。この頃やたらと空間を使った作品を発表する。代表作:「ゴジラとハニワの結婚問題」「ガマ君とカエル君の紙芝居」「松の木の憂鬱」「喜怒哀楽のシャチの頭像」「カメハニワ」等
1986年 自分の美術活動に疑問を抱きパプアニューギニアへ青年海外協力隊員として日本を脱出。パプアニューギニア国立芸術大学講師として働きながらプリミティブの神髄と格闘する。この頃「野豚を追うヤセ犬」と運命の出会い。自分の美意識に対する確信をつかむ。
1987年 離れたところから指示書のみで空間を作る「tele-form」を試みパプアニューギニアにいながら、日本数カ所でインスタレーション作品の制作を試みる。「地域、適正技術、協力」のキーワードを意識しはじめ、帰国後の方向性を決心する。
1988年 素材研究のため東京の土地開発業者に就職。文京区あたりの取り壊される前の家に転々と暮らす。
1989年 バブル崩壊の為、都市計画コンサルタントに転職。都市のシステムを学習しながらストレスを貯蓄する。鹿児島の実家を改造して空間としての作品「Eスペイス」を制作。カフェとして運営を始める。勤務していた会社に対するメッセージ「世界食糧銀行構想」を美術表現として試みる。
1991年 国際協力の問題で会社との方向性がズレる。ストレスが満杯となり正社員を辞退し契約社員となる。会社で関わっていたサハラ砂漠の海抜マイナス40m地帯にあるオアシスを訪ね塩の湖に涙する。退職金で給料1ヶ月分のお米を購入、元勤務していた会社に対する意見を表現。「お米の砂漠」「塩の湖」「犬のおしっこ」「テラピア缶詰のピラミッド」「48本のメタセコイヤ」等。作品のお米で敷き詰められた本駒込のスタジオ「ファクトリエ」を登録者に鍵を貸してみせる「プライベートアート」の場として解放する。
1992年 虫が湧きつつある1トンのお米の処分に困り果て、おにぎりのカエルの量産を思いつく。東京都文京区本駒込に藤浩志企画制作室を設立するが生活困難の為に築地魚河岸で働く。長女の誕生をきっかけに33年後の状態に興味を持ち様々な専門家にインタビューを行う。人口増加の問題を素材とした「2025蛙の池シンポジウム」が2nd.JASグランプリを受賞。
1993年 地域活動のリサーチと経済的問題で鹿児島に移住。藤浩志企画制作室の拠点を鹿児島に移す。工場が閉鎖されつつある大島紬の異様さを無視できず作品集「都喜ェ門」の企画、編集を行う。鹿児島県内に101ヶ所の文化館(小規模の児童館、老人福祉施設の複合施設)をつくる構想を思いつく。鹿児島で8.6水害に遭遇。実家の近くの五連の石橋、武之橋が流出。予期せぬ戦いが始まる。治水問題、石橋撤去問題がきっかけとなり、市民運動と自分の表現活動の狭間で悩む。ブラジルのサントス再開発に絡み移住を検討するためブラジルを訪問、露店に興味を持つ。「ドラゴン屋台」「ふりカエルBAR」等の期間限定のカフェをアートワークとして始める。
1994年 2048匹の腐りかけたお米のカエルとともに鹿児島8.6水害について語る「カエルのキャンペーン」を展開。福岡で開催された第4回アジア美術展に出品参加。アジアの作家と福岡に興味を持ち始める。
1995年 タイのチェンマイ移住計画の為チェンマイに1ヶ月滞在。中心市街地すべての道を歩き足跡で地図を描く。お米のカエルを樹脂の塊の墓石にして終止符を打ち、「お米のカエル物語」を出版。このころ地域研究の目的で入団した鹿児島混声合唱団がかなりレベルアップ。どっぷりはまる。鹿児島混声合唱団で広報誌、広報物等の制作およびテノール担当。コンクールと演奏会の旅が増える。
1996年 取り壊された家の柱で1987年より彫り続けていたやせ犬が目標の101匹となり完成。鹿児島の5つの石橋の解体工事と河川拡幅工事に絶えかね鹿児島脱出を決意する。取り壊された石橋についての地味な絵本「たけのはし」を出版。(地方出版文化賞次席受賞)101匹のヤセ犬と供に2トントラックに作業場のすべての荷物を積み込み鹿児島を脱出する。福岡の天神地区で101匹のヤセ犬を400個のカップ麺のプラスチックカップ等と共に展示。灰塚アースワークプロジェクトがきっかけでカイトを使ったプログラムを構想しはじめる。パキスタンのラフォールでカイトを使ったデモンストレーションを行いカイトフェスティバルと出会う。
1997年 福岡の海辺の農家に家族で移住。妻と子供の協力を得て「家庭内ゴミゼロエミッション」開始。福岡の山際の養鶏場跡に作業場を確保しStudio Farmを設立するが、モノを作る興味を失う。毎月2回参加自由の空間と表現についてのミーティングテーブル「PLANT」を始める。表現活動は地域に苗を植える活動に近いのではないかと想定し、Plant Demonstrationを組織。
1998年 30年後にアートセンターとして変換可能な複合ビル「e-terrace」を鹿児島に竣工させる。単純労働がしたくなりB級動物彫刻家「楠 丈」を独立させるが、作風から正体ばればれ。Plant Demonstrationとして福岡の小学校跡地で活動を展開「公庭は素晴らしい」を制作。博多灯明に紙袋の灯明を使って地上絵を描く新しい協働の祭りのデモンストレーションを行う。博多リバレインのパブリックアートを頼まれたことがきっかけでアジア各地のリキシャに興味を持つ。インドのモディナガルにおいてリキシャを使ったデモンストレーションを行う。
1999年 Studio Farm 内に空間と表現の体験的研究期間「studio farm lab.」を設立。家庭廃棄物のコレクションを使って「Vinyl Plastics Collection」を発表。生涯続ける予感にゾッとする。夢をえさに現実をリサーチする「バクの夢」を起動。OSとしての表現活動を試みる。福岡にオーストリアの活動グループ「ヴォッヘンクラウズール」が招待され、そのメンバーとして参加。学校に専門家を派遣するエイジェンシーの提案をめぐって学校と子どもの問題の複雑さに悩む。「リングとステージ、そしてドライブ」で九州内の様々なプロジェクトをネットワークするデモンストレーションを展開。
2000年 子ども達の発案によりひょんなことから子どもの物々交換のお店「かえっこショップ」がはじまる。世界共通の子ども通貨「カエルポイント」を考案し「かえっこ」に導入。福岡市内各地と釜山で同時開催。活動の連鎖をつくることをイメージし「Vinyl Plastics Connection」を京都、岐阜、福岡、釜山等で展開。鹿児島県霧島アートの森に活動のフィールドを作り出すことをイメージし「犬と散歩」を設置。鹿児島県霧島アートの森で農業、林業、散歩をテーマにワークショップ「山と田畑と散歩と美術」を実施。福岡市都市科学研究所の市民研究員として「都市と祭り」の研究を行う。
2001年 信頼と責任についての家庭内プロジェクト「パピーウォーカー」を開始。かえっこの全国展開を覚悟し「2001年かえっこの旅」(鹿児島~北海道)を実施。このころより何か頼まれると「かえっこなら・・・」とかえっこまみれで台湾進出。
2002年 かえっこで膨大に集まったヌイグルミを利用して子どものたまり場「ヌイグルミシアター」を試みる。ヤセ犬のパクリ作品「32体の黒猫」の制作依頼をうけ、「楠丈」「Katsuo」のためにZo動物彫刻工房を設立。商業施設にはパーマネントの彫刻作品はいらないと博多リバレインに黒猫作品のリースシステムを提案。神戸の六甲自然の家で子ども達が自主的なプログラムを考え実施するためのワークショップを実施。岡山県備前市の市街地整備事業のワークショップにて「備前かえる計画」を提案、実施。
力を失ったモノやコトを再構成し、力を創りだすシステムとしてRSPS(再構成力機構)を構想。
2003年 スタジオとして借りている養鶏場鶏舎と作品廃材を再構成し75mの長さの「RS75mギャラリー」を構想。トヨタ九州に「車について考えるオープンカフェ」を提案するが、随分変更されて天神に小さな場がオープン。神戸の六甲自然の家にてワークショップを考える大人の為のワークショップを開催。相変わらずかえっこにて国際展、美術館、リサイクルプラザ、町内会、商店街、商業施設を巡業する。当初より計画していた「2003年秋 Vinyl Plastics Connection全国一斉展開!」を消極的に一応実施。アートプロジェクトの作品の廃材を再構成しカウンターテーブルとイスなどを作成、福岡にcom+を制作。15年前のパプアニューギニアでの作品を探す旅がきっかけとなり「戦闘機の十字架」への再考が再開。これまでコレクションしてきた素材によるcross?をツールとしたパワーシステムについての表現を試みる。
2004年 鹿児島の実家を改装。年配者の活動の場を目指し「e-space garden」がオープン。カフェの運営が再開。表現についてのディスカッションを行う月1回のテーブルセッション「plants!」を再開。神戸の新開地にて様々な活動を生み出すための「楽座」を開設。アイデア銀行「ラクダバンク」を提案。かえっこでの問い合わせが急増、なかなかやめれずに「Kaekko International」として再起動。Vinyl Plastics Connectionから発生したプログラムをそれぞれ再構成し充実させようと心がける。不用品素材(廃棄物)のコレクションで倉庫が飽和状態に陥り、ツールとしてのcross?への変換を始める。
2005年 福岡市美術館での展覧会「違和感を飛び超える術」の開催。神戸震災10年事業で「イザ!カエルキャンプ」を提案。かえっこの展開系「神戸カエルキャラバン」の実施・1日7000人の集客に会場がパニック。大宰府スタードームフェスティバルの企画監修。21歳の時の作品を「ドラゴンドーム」にする。
2006年 バングレデッシュビエンナーレに日本代表として出品。想定外にもグランプリを受賞。イザ!カエルキャラバンの全国配布の要望からNPO法人「プラスアーツ」を立ち上げる。その副理事長に就任。
2007年 住民主導の演劇交響楽「十年音泉」の美術全般を担当。これまでのコレクションの新たな利用法を発見。これまでコレクションしてきた膨大な廃材素材に「Useless Selection」という呼び名をつけてみる。かえっこで集まり、大量に溜まってしまうファーストフード系おもちゃから「Happy Ring」が誕生する。中国の北京と広東で開催された日本作家を紹介する展覧会「視覚日本文化 美麗新世界」に出品参加。
2008年 アメリカのサンタフェでのサイトサンタフェビエンナーレに「Kaeru」システム作品の出品参加サンタフェオペラという屋外のオペラハウスの駐車場のライトの下に市民が作った作品をとりつけ、その記録をドローイングし作品化。美術館に展示した後参加者にプレゼントする。水戸芸術館の「日常の喜び」に「Happy Ring」「夢の鳥」を集積させた「Happy Forest」を出品。ハッピー系の集積で面白い空間ができることを発見ワークショップやプロジェクトでできてしまった風景を素描として作品化する試みをはじめる。
2009年 いらなくなったおもちゃの破片やペットボトル、ハンガー、ポリ袋などの素材を集積した「かえる工房」を大阪の中之島につくり、来場者が自由に制作できるオープンスタジオを試みながら、おもちゃの破片でできたザウルス、「トイザウルス」が誕生。それを街中に展示して巡る。
2010年 以前から興味があり何度か訪れたことのある瀬戸内海の島、豊島でのプロジェクトを行うことになり、架空のキーパーソン「藤島八十郎をつくる」活動を試み、新しい活動の可能性に盛り上がる。同時に産業廃棄物としての青森ねぶたの素材をもらい、それを数ヶ月かけて分類、ついに家庭廃棄物のみならず産業廃棄物に手を出す。
2011年 東日本大震災、東京電力原子力発電所の爆発事故がおこり、3ヶ月ほど針金を繋ぐ作業に没頭し精神的に乗り越えようとする。福岡の糸島市の深江海水浴場の海の家の敷地に自宅兼スタジオを作ろうと建築をはじめる。震災の影響で東北との関わりが急激に増えはじめる。
2012年 海水浴場の自宅の屋根が出来て、内壁がなにもない状態で予算切れ。引き渡しを受けて、あとは廃材で内装しようと思っているところに十和田市現代美術館の副館長職の話が舞い込んでくる。地域でのアートプロジェクトの拠点としての公立美術館の可能性を探るために数年ぐらいならやってもいいかなという気になる。アーチ千代田3331でこれまでかえっこ事務局にストックされた50万点ほどのおもちゃを展示して個展「Central Kaeru Station-なぜこんなにおもちゃが集まるのか?」を開催。メルボルンのアートセンターでは一年間貯めてもらったアートセンターで利用したバックライト紙を利用して飾りをつくる「kaeru Party」を展開。地域の活動は部活動化するといいのではないかと考えるようになったが、地域に部室がないことに気づき「部室ビルダーかえるぐみ」という名前だけをつけてみる。十和田市現代美術館にも部室をつくるデモンストレーション「超訳びじゅつの学校」を試みる。
2013年 十和田湖周辺及び奥入瀬渓流エリアの廃墟のホテルや文化財の住宅跡、十和田湖の遊覧船などを利用した十和田奥入瀬芸術祭を企画してしまい、なんだかいろいろ動き始める。
2014年 十和田湖の向こう側の秋田県が気になり始め。ちょろちょろしているうちに秋田公立美術大学にアーツ&ルーツ専攻というところができて、どうも無視できないでいるうちに教授に就任。美術館に必要な研究者と学生がたくさんいる大学というところに右往左往しはじめる。つづく。
□これまで関わったアートプロジェクとか
十和田奥入瀬芸術祭(青森県十和田市)、糸島国際芸術祭(福岡県糸島市)、北秋田芸術祭(秋田県大館市)、ネオ・クラシック・カクノダテ(秋田県角館)、大分トイレンナーレ(大分市)、ゼロダテ(秋田県大館市)、アーツ前橋(群馬)、kaeru party(the arts center、オーストラリア メルボルン)、新潟の水と土の芸術祭(新潟市)、六本木アートナイト(六本木龍土町、東京)、東京都文化発信事業アートポイント計画(東京)、Bank Art(横浜)、瀬戸内国際芸術祭(香川県豊島唐櫃地区)、北本ビタミンプロジェクト(埼玉県北本市)、此花アーツファーム・みっけこのはな・此花メヂア(大阪市此花区)、水都大阪2009(大阪中之島公園)、サイト・サンタフェ・ビエンナーレ(サイトサンタフェ、アメリカ)、カフェ・インMITO(水戸芸術館)、桜島アートプロジェクト(鹿児島)、筑前深江アーツキャンプ(深江海水浴場、福岡)、スタードームフェスティバル(太宰府政庁跡地、福岡)、いざ!かえるキャラバン!(全国各地)、Nature Art Camp(六甲自然の家、神戸)、神戸かえるキャラバン(神戸)、第12回バングラデッシュビエンナーレ(ダッカ、バングラデッシュ)、「ヌイグルミシアター」(大阪フェスティバルゲート)、Pla. Pra. Mode(ランプーン、バンコク、タイ)、新開地アートストリート・新開地「楽座」(神戸アートビレッジセンター)ブレーカープロジェクト(新世界、西成、大阪)、WANAKIO(農連市場、沖縄)、スタジオ解放区(コザ商店街、沖縄)、越後妻有アートトリエンナーレ(新潟県十日町市)、Real Interface(Space imA、韓国、ソウル)、プサンビエンナーレ2000(韓国、プサン)、Viny-pla info Cafe(モマコンテンポラリー、福岡)、「ヴォッヘンクラウズール」にメンバーとして参加(福岡)、リングとステージそしてドライブ(福岡県立美術館、他)、Vinyl Plastics Connection(全国各地)、Khojインターナショナルアーティストワークショップ(インド、モディナガル)、ミュージアム・シティ・福岡、Plant Demonstration(福岡)、博多灯明(福岡)、秋葉原TV(CommandN 秋葉原電気街)、チャパス国際彫刻シンポジウム(チャパス州立大学、メキシコ)、ゴミとネズミと未来予想-2004年の藤浩志の活動を予想するゲーム-(モマコンテンポラリー、深江海水浴場、福岡)、ラホールインターナショナルワークショップ(ラホール国立美術大学、パキスタン)、ミュージアム・シティ・プロジェクト(天神地区、福岡)、灰塚アースワークプロジェクト(灰塚ダム周辺、広島県)、A Topic Site(東京都国際展示場ビッグサイト)、モダンde平野(大阪平野区)、チェンマイソーシャルインスタレーション(タイ、チェンマイ)、イズミワクプロジェクト(杉並区和泉中学校、東京)、アートアークみの(岡山市御野小学校)、芸術祭典・京(京都市旧明倫小学校/旧龍池小学校、京都)、自由工場(岡山)、カエルのキャンペーン-93年8月鹿児島の出来事(倉敷市立美術館、ふくやま美術館、高松市美術館、鹿児島甲突川周辺)、プライベートアートプロジェクト「犬のおしっこ、お米の砂漠」(本駒込ファクトリエ、ギャラリーなつか、東京)、PNG na Siapan bung long Kalsa(パプアニューギニア国立博物館、ポートモレスビー)、二人の愛のtele-form(栃木県立美術館、鹿児島市美術館、ギャラリー白) 、素敵な畑 働く僕 退屈な芋 飽きたけど そこでガンバレ 雨蛙(GARDEN、河原町周辺、京都)、牛窓国際美術展(岡山県牛窓町オリーブ園)いろいろあるけど忘れた。
以下未記入
□ English CV A(Short)
FUJI, Hiroshi
1960 Born in Kagoshima, Japan
1985 Completed Master Program of Kyoto City University of Arts
1983-86 Supervised [Kyoto Intelligence Company] and produced Art performance
1986-88 Lecturer of Papua New Guinea National University Arts Department
1988-92 Worked for consulting company of Urban and Construction Planning, Tokyo
1992- Established [Fuji,Hiroshi Studio]
Selected Works
2010- [Fujishima Hachijuro] Teshima/Kagawa
2009- [Toys Saurus]Hara Museum Arc/Gunma, MoriYu Gallery Kyoto
2008- [Happy Forest] Art Tower Mito
2007- [Useless Selection] Fukuoka, etc
2005- [Iza! Kaeru Caravan!] Kobe, Niigata, Yokohama, Miyazaki, etc.
2000- [Vinyl Plastics Connection] Kyoto, Tokyo, Fukuoka, Pusan etc.
[Kaekko] Fukuoka, Tokyo, Kyoto, Obihiro, Taipei(Taiwan), etc.
1994-95 [Campaign of Frogs] Takamatsu, Kurashiki, Fukuoka, Tokyo etc.
1991 [Desert of rice][Pee of dogs] Art Tower Mito/Ibaragi, Gallery Natsuka/Tokyo etc.
1989-96 [Media Garden E-space] Kagoshima, Miyakonojyo Museum of Art/Miyazaki
1988-98 [Walking of the Skinny Dogs] National Museum(Papua New Guinea), Tokyo, Fukuoka etc.
1985-86 [Marriage of Mr. Godzilla and Ms. Haniwa] Kyoto, Tokyo etc.
1983 [Carp streamer swam in Kamo river] Sanjyo Kamo River/Kyoto
Solo Exhibition
2012 [Central Kaeru Station] Arts Chiyoda 3331/Tokyo
2007 [Useless Selection] Gallery Artlier/Fukuoka, Japan
2005 [Arts over Doubts!by Fuji Hiroshi] Fukuoka Art Museum/Fukuoka, Japan
2003 [Cross?] Space Kobo & Tomo/Tokyo, Japan
1999 [Fuji, Hiroshi Vinyl Plastics Collection] The Hakone Open-Air Museum/Kanagawa, Japan
1994 [Frog Campaign 1] Takamatsu City Museum of Art/Kagawa, Japan
1993 [So long Frogs] Ashiya City Museum of Art and History/Hyogo, Japan
1992 [2025 A Pond of Frogs Symposium] Aoyama Spiral Garden/Tokyo, Japan
1989 [The Bank of Foods] Hara Museum ARK/Gunma, Japan
Group Exhibition
2008 [Site Santa Fe biennale] Site Santa Fe, Santa Fe Opera/Santa Fe New Mexico, USA
[Happiness in Everyday Life] Art Tower Mito/Ibaraki, Japan
2006 [12th Asian Art Biennale Bangladesh2006]Bangladesh Shilpakala Academy/dhaka, Bangladesh
[Game Art] Hexiangning Art Museum/Shenzhen, China
2005 [The Social Collector] ACC Galerie/ Weimar, Germany
[Past in Reverse: Contemporary Art of East Asia] The San Diego Museum of Art’s/ San Diego, USA
2004 [pla pra mode] Art Space. The Japan Foundation/Bangkok, Thailand
2002 [Real-interface: swimming across your eyes] Space_ima/Soul, Korea
[Beautiful Life?] Art Tower Mito/Ibaragi, Japan
[Labyrinth of Pleasure] Museum of Contemporary Art, Taipei, Taiwan
2000 [Pusan International Contemporary Art Festival 2000] Metropolitan Art Museum/Pusan, Korea
1998 [Khoj International Artists Workshop] Modi Nagar, India
[Chiapas International Sculpture Symposium]Chiapas, Mexico
1996 [Lahole International Workshop] Lahole Art Collage / Lahole, Pakistan
1995 [Chiangmai Social Installation] Chiangmai, Tailand
1994 [4th Asian Art Show] Fukuoka City Museum/Fukuoka, Japan
1988 [PNG na Siapan Bung long Kalsa] National Museum/Port Moresby, Papua New Guinea
□ English CV B(Long)
FUJI, Hiroshi
1960 Born in Kagoshima, Japan
1985 Completed Master Program of Kyoto City University of Arts
1983-86 Supervised [Kyoto Intelligence Company] and produced Art performance
1986-88 Lecturer of Papua New Guinea National University Arts Department
1988-92 Worked for consulting company of Urban and Construction Planning, Tokyo
1992- Established [Fuji, Hiroshi Plann++ing and Production Room]
Selected Works
2010- [Fujishima Hachijuro] Teshima/Kagawa
2009- [Toys Saurus]Hara Museum Arc/Gunma, MoriYu Gallery Kyoto
2008- [Happy Forest] Art Tower Mito
2007 [Useless Selection] Fukuoka, etc
2005- [Iza! Kaeru Caravan!] Kobe, Niigata, Yokohama, Miyazaki, etc.
2004- [e-space garden] Kagoshima
[Rakuza] Kobe Art Village Center/Kobe
2003- [Cross?] Tokyo,Fukuoka
2002- [Nuigurumi Theater] Yamaguchi, Yamanashi etc.
2000- [Vinyl Plastics Connection] Kyoto, Tokyo, Fukuoka, Pusan etc.
[Kaekko] Fukuoka, Tokyo, Kyoto, Obihiro, Taipei(Taiwan), etc.
1999 [Sing] Akihabara/Tokyo etc.
[Vinyl Plastics Collection] Hakone Open-air Museum/ Kanagawa
[Baku’s dream/wish] Art Tower Mito/Ibaragi
1998 [Public Garden is wonderful] Former Primary School in Hakata area/Fukuoka
[Cycle Rickshaw] Modi Nagar(India)
1996- [Kite will cover the sky] Hiroshima, Lahore National University of Arts(Pakistan) etc.
1994-95 [Campaign of Frogs] Takamatsu, Kurashiki, Fukuoka, Tokyo etc.
1992 [2025 Pond of the frogs symposium] Spiral Garden/Tokyo
1991 [Desert of rice][Pee of dogs] Art Tower Mito/Ibaragi, Gallery Natsuka/Tokyo etc.
1989-96 [Media Garden E-space] Kagoshima, Miyakonojyo Museum of Art/Miyazaki
1988-98 [Walking of the Skinny Dogs] National Museum(Papua New Guinea), Tokyo, Fukuoka etc.
1985-86 [Marriage of Mr. Godzilla and Ms. Haniwa] Kyoto, Tokyo etc.
1983 [Carp streamer swam in Kamo river] Sanjyo Kamo River/Kyoto
Solo Exhibition
2007 [Useless Selection] Gallery Artlier/Fukuoka, Japan
2005 [Arts over Doubts!by Fuji Hiroshi] Fukuoka Art Museum/Fukuoka, Japan
2003 [Cross?] Space Kobo & Tomo/Tokyo, Japan
[PNG] MOMA Contemporary/Fukuoka, Japan
2002 [Records of Kaekko 2000-2002] MOMA Contemporary/Fukuoka, Japan
2001 [Tracks of the Skinny dogs] MOMA Contemporary/Fukuoka, Japan
2000 [Viny-Pla Info Cafe] MOMA Contemporary/Fukuoka, Japan
1999 [Fuji, Hiroshi research workshop Baku`s Wishes] Art Tower Mito/Ibaragi, Japan
[Fuji, Hiroshi Vinyl Plastics Collection] The Hakone Open-Air Museum/Kanagawa, Japan
1998 [Drawing without principle] MOMA contemporary/Fukuoka, Japan
[Skinny Dogs Shop OPEN] Art Space NIJI/Kyoto, Japan
1997 [Trash, Mouse and Future forecast] MOMA contemporary/Fukuoka, Japan
[Happy Birthday -10years Records of Skinny dogs-] SOAP Gallery/Fukuoka, Japan
1996 [Frog Cemetery FOR SALE] Gallery NATSUKA/Tokyo, Japan
[Observation of Streams] KAMIISHIZU Arts Hall/Gifu, Japan
1995 [Frog Cemetery & Crows Drawing] SANO Gallery/Kagawa, Japan
1994 [Requiem for Frogs] Espace21 Museum/Ehime, Japan
[Frog Campaign 1] Takamatsu City Museum of Art/Kagawa, Japan
[Frog Campaign 2] Fukuyama Museum of Art/Hiroshima, Japan
[Frog Campaign 3] Kurashiki City Art Museum/Okayama, Japan
1993 [Frog Bar OPEN!] Gallery NATSUKA/Tokyo, Japan
[So long Frogs] Ashiya City Museum of Art and History/Hyogo, Japan
1992 [2025 A Pond of Frogs Symposium] Aoyama Spiral Garden/Tokyo, Japan
1991 [The Dogs Piss] Gallery NATSUKA/Tokyo, Japan
[The Desert of Rice] F,h Studio/Tokyo, Japan
1989 [The Bank of Foods] Hara Museum ARK/Gunma, Japan
[How to Walk?] E-space/Kagoshima, Japan
Group Exhibition
2008 [Site Santa Fe biennale] Site Santa Fe, Santa Fe Opera/Santa Fe New Mexico, USA
[Happiness in Everyday Life] Art Tower Mito/Ibaraki, Japan
2006 [12th Asian Art Biennale Bangladesh2006]Bangladesh Shilpakala Academy/dhaka, Bangladesh
[Game Art] Hexiangning Art Museum/Shenzhen, China
2005 [The Social Collector] ACC Galerie/ Weimar, Germany
[Past in Reverse: Contemporary Art of East Asia] The San Diego Museum of Art’s/ San Diego, USA
2004 [pla pra mode] Art Space. The Japan Foundation/Bangkok, Thailand
2003 [Echigo-tsumari Art Triennial 2003] Tokamachi Stage/Niigata, Japan
[Kyushu Power] Contemporary Art Museum Kumamoto/Kumamoto, Japan
[Traffic] Fukuoka Art Museum, Kitakyushu Municipal Museum of Art/Fukuoka, Japan
2002 [Real-interface: swimming across your eyes] Space_ima/Soul, Korea
[Beautiful Life?] Art Tower Mito/Ibaragi, Japan
[Labyrinth of Pleasure] Museum of Contemporary Art, Taipei, Taiwan
2001 [Art day for kids] WATARI-UM/Tokyo, Japan
2000 [Pusan International Contemporary Art Festival 2000] Metropolitan Art Museum/Pusan, Korea
1999 [Akihabara TV] Akihabara/Tokyo, Japan
1998 [Khoj International Artists Workshop] Modi Nagar, India
[Museum city Fukuoka’98] Fukuoka City Hakata area/Fukuoka, Japan
1997 [Art Scene’90-’96] Art Tower Mito/Ibaragi, Japan
[Message’97] Miyakonojo City Art Museum/Miyazaki, Japan
[Chiapas International Sculpture Symposium]Chiapas, Mexico
1996 [Lahole International Workshop] Lahole Art Collage / Lahole, Pakistan
[Museum city Tenjin ’96] Fukuoka City Tenjin area/Fukuoka, Japan
[Haizuka Earth Work Project] Haizuka Dam area/Hiroshima, Japan
[A Topic Site] Tokyo International Exhibition Hall/Tokyo, Japan
1995 [Chiangmai Social Installation] Chiangmai, Tailand
[Asian Art Show] Setagaya Art Museum/Tokyo, Japan
1994 [4th Asian Art Show] Fukuoka City Museum/Fukuoka, Japan
1993 [Kids Art Land] Naoshima Benesse House/Kagawa, Japan
1992 [Art Scene of the 1990’s] Nanba City Hall/Osaka, Japan
1991 [The World of Box] Art Tower Mito/Ibaragi, Japan
1990 [Art is Delightful] HARA Museum ARC/Gunma, Japan
1988 [PNG na Siapan Bung long Kalsa] National Museum/Port Moresby, Papua New Guinea
□ English CV C
Fuji, Hiroshi
1960 Born in Kagoshima, Japan
1983 B.A. (Craft), Kyoto City University of Art
1985 M.A. (Fine Art), Kyoto City University of Art
1986-88 Lecturer at Papua New Guinea National Art University
1992- Fuji, Hiroshi Planning Studio
Currently lives and works in Fukuoka
Selected Solo Exhibitions
2010- [Fujishima Hachijuro] Teshima/Kagawa
2009- [Toys Saurus]Hara Museum Arc/Gunma, MoriYu Gallery Kyoto
2008- [Happy Forest] Art Tower Mito2007 “Useless Selection,” Gallery Artlier, Fukuoka
2005 “Arts over Doubts! by Fuji Hiroshi,” Fukuoka Art Museum, Fukuoka
2003 “Cross?” Space Kobo & Tom , Tokyo
“PNG,” MOMA Contemporary, Fukuoka
1999 “Fuji, Hiroshi Vinyl Plastics Collection,” The Hakone Open-Air Museum, Kanagawa
1994 “Frog Campaign 1,” Takamatsu City Museum of Art, Kagawa
1993 “So long Frogs,” Ashiya City Museum of Art and History, Hyogo
1992 “2025 A Pond of Frogs Symposium,” SPIRAL GARDEN, Tokyo
1989 “The Bank of Foods,” Hara Museum ARC/Gunma, Japan
Selected Group Exhibitions
2006 12th Asian Art Biennale, Bangladesh, Osmani Memorial Hall, Dhaka (awarded
Grand Prix)
“Game Art,” Hexiangning Art Museum, Shenzhen
2005 “Past in Reverse: Contemporary Art of East Asia,” San Diego Museum of Art, California
“The Social Collector,” ACC Galerie, Weimar
Khoj International Artists Workshop, Modi Nagar, India
2004 “pla pra mode,” Art Space, The Japan Foundation, Bangkok
2002 ”Labyrinth of Pleasure?Childhood Revisited”, Museum of Contemporary Art (MOCA
Taipei), Taipei
“Beautiful Life?” Contemporary Art Center, Art Tower Mito, Ibaraki
“Real-interface: swimming across your eyes,” space iMA, Seoul
2000 Pusan International Contemporary Art Festival (PICAF) 2000, Busan Metropolitan Art
Museum, Busan
1998 Chiapas International Sculpture Symposium, Chiapas, Mexico
1988 “PNG na Siapan Bung long Kalsa,” National Museum Port Moresby, Papua New Guinea
1996 Lahore International Workshop, Lahore Art College, Lahore
1995 Chiangmai Social Installation, Chiangmai
1994 4th Asian Art Show, Fukuoka Art Museum, Fukuoka
Selected Projects
2012 「Central Kaeru Station」(Arts Chiyoda 3331、東京)
2009 「Toys Saurus」(MoriYu GalleryKyoto/京都)
2007- “Useless Selection,” Fukuoka, etc
2005- “Iza! Kaeru Caravan!” Kobe, Niigata, Yokohama, Miyazaki, etc.
2000- “Vinyl Plastics Connection,” Kyoto, Tokyo, Fukuoka, Pusan, etc.
“Kaekko,” Fukuoka, Tokyo, Kyoto, Obihiro, Taipei, etc.
1994-95 “Campaign of Frogs,” Takamatsu, Kurashiki, Fukuoka, Tokyo, etc.
2014年4月改定
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藤浩志 e-mail: fujistudio◎live.jp ◎→@