Kusu

楠丈は自分ではイメージをつくれない。
楠丈は人が作ったイメージの動物を頼まれてつくる。
楠丈は単純作業が好きだ。仕事が好きだ。手を動かすのが好きだ。
楠丈は日が暮れると必ず仕事をやめ、単純労働の後の一杯を味わう。
それがいちばん好きなのかも。

楠丈の作業は仕上げがあまい。
楠丈の作業は雑である。
楠丈は工芸家にはなりきれない。彫刻家にもなりきれない。
でも楠丈はできれば日々、いつまでも作り続けていたい。

楠丈は人と話すのが苦手である。
楠丈は動物が好きだ。
楠丈は自然が好きだ。
楠丈は花が苦手だ。きれいなものが苦手だ。

楠丈は木にかぶれやすい。
楠丈はホコリ・カビアレルギーで困っている。
楠丈は目が悪い。
楠丈は疲れやすい。
でも楠丈はいい仕事がしたい。

楠 丈 (くす たけし) 動物彫刻家

作家とのコラボレーションの形で作品を発表する動物彫刻作家。 
福岡を制作の拠点とし、90年代半ばより活動をはじめる。
動物彫刻制作工房 Zo工房勤務

楠丈は自分ではイメージをつくれない。
楠丈は人が作ったイメージの動物を頼まれてつくる。
楠丈は単純作業が好きだ。仕事が好きだ。手を動かすのが好きだ。
楠丈は日が暮れると必ず仕事をやめ、単純労働の後の一杯を味わう。
それがいちばん好きなのかも。

楠丈の作業は仕上げがあまい。
楠丈の作業は雑である。
楠丈は工芸家にはなりきれない。彫刻家にもなりきれない。
でも楠丈はできれば日々、いつまでも作り続けていたい。

楠丈は人と話すのが苦手である。
楠丈は動物が好きだ。
楠丈は自然が好きだ。
楠丈は花が苦手だ。きれいなものが苦手だ。

楠丈は木にかぶれやすい。
楠丈はホコリ・カビアレルギーで困っている。
楠丈は目が悪い。
楠丈は疲れやすい。
でも楠丈はいい仕事がしたい。

主な作品歴
1997年 東京湾横断道路「海ほたる」のベンチとして「野犬、鯱、海亀」を制作
1998年  「ミュージアム・シティ・福岡’98」に出品参加 (天神、博多地区周辺/福岡)
 子どもの為の「サカナテーブル」制作
  「藤 浩志『節操のない素描』」の内装(MOMAコンテンポラリー/福岡)
 楠丈個展「Fish Board」(Command N/東京)
1999年  「藤浩志リサーチワークショップ『バクの夢』」のキャラクター制作
 「ボーダーカフェ」のキャラクター制作及び壁画制作(博多港ビッグエア内/福岡) 
 「Vinyl Plastics Collection」のキャラクター制作
2000年  「福岡かえる展」出品 (エンジョイスペース/福岡)
 「秋葉原TV」に映像作品「バクはカンガルー」出品(秋葉原電気街/東京)
 「かえっこバザール」のカエルキャラクター制作
 「しいたけつちのこ」制作 
2001年 小山田徹「カラス板屋」プロジェクトのキャラクター制作
2002年 「ヌイグルミシアター」のキャラクター制作
 博多リバレインスーパーブランドシティの黒猫の制作
 Nature Art Campにて ワークショップ「楠丈とつくる自然の家の物語」(六甲自然の家/神戸)
2003年 神戸市 六甲 自然の家の看板及び「まねきうさぎ」の制作
 オガタタカヒロ「ふくろうの家」のキャラクター、ふくろうの制作(佐賀市)
2004年 サージ&ヨージ展に匙楊枝一体型矢守像を出品
 天神の岩田屋横の通りで楠丈彫刻展の開催(福岡市)
2005年 花柳二千翔の舞台の為のホトトギスの制作
 六甲山牧場の動物の足の足型スタンプの制作(神戸)
2007年 DEBLI Projectに出品(青山 東京)
 琵琶湖ビエンナーレのサージ&ヨージ展に出品
2008年 東京ガスでの防災EXPOでボウサイのキャラクター作成
2008年 「藤浩志と楠丈」展に出品

クスタケシについては